先日、とても画期的な道具の存在を知りました。
たぶんこの会社に入らなければ知ることのなかった道具だと思います。
それがこちら!
画像をクリックすると少し大きい画像が見られるので
ぜひ拡大してみてください。
・・・。
何に使うものかわかりますか?
???
数字が反転しています。
定規・・・?
でも何を測るんだろう???
ドイツ語が書いてあるようなのでアプリで翻訳してみました。
『ガラス厚さ計』!!
そう!
これはガラスの厚さを測ることができるものなんです。
住宅などの窓ガラスはガラスが1枚(単板ガラス)の窓や
2枚のガラスで構成されている(複層ガラス)窓などがあります。
単板ガラスといってもガラスの厚さが3mmだったり4mmだったりさまざまです。
複層ガラスも、ガラスとガラスの間の空気層という空間が6mmあいていたり9mmあいていたり
それぞれのガラスの厚みも違う場合があり、バリエーションが豊富にあります。
この道具は破損したガラスを交換したいときに
どの厚さのガラスを発注すればいいのかを調べることができます♪
早速社内の窓ガラスを見てみました!
使い方は簡単です。
定規を横から見てみると両端が斜めになっています。
この斜めになっている部分をガラスにぴったりくっつけます。
すると反転していた数字がガラスに映ります。
数字の下の線をよーーーくみてみると、ひとつだけ線が濃く映ります。
この写真の場合3の下の線が他の線と比べると濃く出ているので
3mmの厚さのガラスだということがわかります!
車のガラスも測ってみました。
3mmです!
このように社内にあるガラスでも厚みが違うことがわかりました。
複層ガラスは見方が少し難しいです。
この図のようにガラスに映った2つの三角形の交点の数字を見ます。
うっすら見えますか?
12のところで交わっています。
この複層ガラスはガラスとガラスの間が12mmあいているということがわかります!
この道具を知って以来、
高層ビルの厚いガラスや
新幹線や電車などの強度が必要なガラスは何ミリなんだろう・・・
と考えてしまいます。
動物園や水族館のガラスも測ってみたら楽しそうですね♪
また面白い道具を発見したら紹介したいと思います。